乾燥対策
気温の下がる秋冬は、空気もお肌も乾燥する季節です。
なぜでしょう。
大気中の水分は温度によって含まれている量に差があります。
気温が高いほどたくさんの水分を含むことができ、低いほど含む量が少なくなります。
気温の低い秋冬は、『多い水分を含むことができない空気』。
そして暖房でお部屋の空気を暖めると、大気が含むことができる水分量は上がっても含まれている水分量が増えているわけではないため、相対的な湿度は下がってしまいます。
このため暖かい部屋はより乾燥したように感じます。
お肌は気温にかかわらず表面温度が36度前後で安定しています。
そのため夏でも冬でも、お肌のまわりの空気が含める水分量は変わりません。
ただし大気中にある水分量(絶対湿度)は冬は少なく夏は多いです。
お肌のまわりの水分量と絶対湿度との差がお肌から出ていく水分量と考えると、差の大きい冬はより乾燥してしまうことになります。
四季を通して共通の乾燥の原因は紫外線と摩擦です。
UVケアを忘れずに、洗顔後は保湿と乳液やクリームなどの油分でふたをして、お肌表面の水分の蒸発を減らしたいですね!
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