脱水の自覚、ありますか

エアコンやホットカーペット・こたつ等、暖房が活躍する季節です!


ストーブの上にやかんやお鍋をかけていた時代と違い、暖房を使うと即乾燥する現代。


寒い季節は『隠れ脱水』が多くなるそうです。


夏に比べて不感蒸泄(何もしなくても皮膚や呼吸で失われる水分)も代謝も上がる冬。


寒い季節は脱水を起こす条件が揃いやすいのですが、気温が低いと喉の渇きを感じにくいそう。

加えて温かいものを飲むときにはお白湯よりもコーヒーやお茶など利尿作用のあるもの選びがち。

知らず知らずのうちに軽い脱水状態になっていても不思議はないですよね。


この『隠れ脱水』。


恒常的に起こしていると血液もドロドロのままということになります。

この場合の『ドロドロ』というのは血液中の水分が減り相対的に血球成分が多くなっている状態なので、血栓ができたり細い血管をスムーズに流れなかったりすることもあります。


『隠れ脱水』があると当然お肌も乾燥し、肌荒れの原因になります。


他にも

①鼻や喉などの粘膜の湿り気がなくなることで風邪をひきやすくなる


②血栓が出来やすくなることで「心筋梗塞」「脳梗塞」のリスクがあがる


③体内の水分が不足しているため、体温が上がった時に体内の熱を放出できない

などの弊害があります。


特に②③は『浴室熱中症』とそれによる死亡事故に直結しています。


冬場の浴室事故は高齢者の『ヒートショック』による死亡事故の方が有名かもしれませんが、実は『浴室熱中症』によるものの方が多いという研究結果も報告されています。

そして『浴室熱中症』は寝不足・体調不良・飲酒などの要因が加わると若い方でも死亡事故につながる可能性があります。


普段からこまめに飲水して『隠れ脱水』を防ぎ、お肌も血液もよい状態で過ごしたいですね☆

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