魔女の一撃 ぎっくり腰の予防

先日自転車で走行中、道路の段差を読み違えてすっころんでしまいました。

目の前で転ばれた方をおどかしてしまいましたが、派手に転んだ割には大したケガもなくて一安心。

夜道と段差には気をつけようと反省しきりです。


春先や秋口の昼間と朝晩の温度差が大きくなる季節は、ぎっくり腰で来店される方が増える時期でもあります。

実感しているより体が冷えてしまっていることが原因になっている方が多い印象です。

九月に入っても気温が高いのが当たり前になってきていますが、風が冷たくなってきていますし、建物の壁や床が冷たくなってきています。

八月までと同じように

〇冷たいものばかり飲食

〇フローリングやコンクリートの床を裸足で歩く

〇エアコンの温度を低めに設定

〇寝るときも窓を開けて夜風に当たりっぱなし

〇シャワーだけですまし、お湯につからない

などを続けていると、内臓も筋肉も冷えてしまいます。

筋肉は冷えるとかたくなるため、そうでない時と同じ負荷でもより大きな負担がかかることになります。

それが直接ぎっくり腰の原因というわけではないのですが、秋口にぎっくり腰の方が増える要因のひとつにはなっています。

予防

①体を暖める

〇スリッパをはく

〇湯船につかる

〇飲み物は常温か温かいものにする

〇レッグウォーマーや腹巻の使用

②楽な姿勢を心がける

筋肉を使うことを意識して、腰に似負担のかかる姿勢を避ける

〇前かがみを避け膝を曲げるようにする

〇物を取るときには手を伸ばすのではなく対象物に近づく

③適度な運動を行う

筋力や柔軟性が低下すると負担がかかりやすくなります。

デスクワークが多い方など、体の流れが滞りやすい方も負担のかかりやすい状態といえます。

ウォーキングやラジオ体操のような全身の循環がよくなるものや負担のかかりにくい状態にするために柔軟性をあげるストレッチ・体感を鍛える筋トレなどがおすすめです。

④睡眠時間を確保する

睡眠不足な状態はそれだけで負担がかかりやすく、痛めやすくなります。

⑤ストレスを減らす

ストレスが続くと体が緊張しやすく痛みに敏感になります。

意識してリラックスするようにして、緊張状態が続かないよう心がけてみましょう。


ぎっくり腰にならないのが一番ですが、気をつけていてもなってしまうのがぎっくり腰。

激しい痛みがあるときは無理をせず安静にしておきます。

2~3日して痛みがましになるまでは、無理に動いて病院に行くより家で安静にしておいてください。

激しい痛みは圧迫骨折やヘルニアのこともあります。

自己診断せず病院で検査を受けることをおすすめします。

痛みが和らいできてからは無理をしない範囲で動かすことが大事です。

かばい過ぎて筋力や可動域が落ちてしまうと、より再発しやすくなってしまいます。

動かすことで「ここまでは動かしても大丈夫」という安心につながり、「また痛くなるかもしれない」という不安感の解消にもなります。


気温差の大きい時期に入ります。

体を冷やさないように秋冬を迎えたいですね!

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