深呼吸できてますか?
人の体に携わる仕事に就いて約20年たちます。
直接的にさわるようになってからの15年で感じるのは、お客様の体の傾向の変化です。
以前は「外国人って肩こらないって本当?」と聞かれてもそうかもしれないと思うくらい肩や首は日本人の方が圧倒的にこっていました。(その頃は観光客で来られる外国人が少なかったので、あくまでも個人的な印象です)
ここ数年、特にスマートフォンが普及してからは、人種や年代、職業問わずで肩首のこりがきつい方や巻き肩の方が増えた印象が強いです。
特に気になるのが巻き肩です。
以前は猫背っぽい姿勢が多く、ご自身が気を付ければ割とすぐに姿勢がなおる印象でした。
最近は巻き肩で猫背っぽく見える人が増えていて、姿勢を意識してもなおりにくかったり反り腰になってしまうだけだったりする事が増えています。
肩が内側に巻き込んでいる状態だとおこってくること
①腕の可動範囲が狭くなる
②呼吸が浅くなる
③腹筋に力が入らない
④骨盤が後屈する
⑤肩甲骨が常に引っ張られているため肩がこりやすい
スマートフォンを使う姿勢を筆頭に、現代の生活では顔が下向きの姿勢や手のひらを下向きにした状態で作業をする事や、長時間同じ姿勢のままでいることが増えています。
巻き肩にならないために長時間しない方がいいこと
①同じ姿勢
②目線を下げる
③手のひらが下向きもしくは内向き
④腰がまるまった状態
日常的に深呼吸やラジオ体操をしてみたり、てのひらを前や上に向ける姿勢をとることでも予防や改善につながります。
スマートフォン・タブレット・パソコンを使わないということは難しいです。
使うときの姿勢を続け過ぎないように気を付けて、巻き肩予防したいですね!
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