背中を動かすのは意外とむずかしい
お店が再開してから20日経ちました。
自粛期間中に座りっぱなしだった方も多いようで、肩こりや腰痛で悩んでいたという方も多いです。
さわってみると、首肩腰ががちがちになっていて「これはつらいですね(^-^;」ということばかり。
ただ気になったのは、コロナ前にくらべると背中ががちがちになっている人が増えていること。
胸椎周りがかたいときは、肩甲骨の動きも硬くなったりくびまわりが緊張しやすくなります。
呼吸が浅くなったり胃の調子が悪くなることもあります。
腰や肩首に比べると自覚症状が薄い方も多いのですが、ぜひストレッチしてみてください。
胸椎のストレッチ①(屈曲・伸展)
1)四つん這いになります。視線は下にします。
2)息を吸いながらみぞおちを天井に引き上げるイメージで背中を丸めます。
3)息を吐きながら背中をそらします。視線は上に向けます。
この時首をそらし過ぎないようにきをつけましょう。
胸椎のストレッチ②(側屈)
1)四つん這いになります。
2)手をついたまま右肩を前に出し、右脇を伸ばします。
3)元の位置に戻ります。
4)同じように左肩を前に出し、左脇を伸ばします。
左右交互に10回ずつ行います
胸椎のストレッチ③(回旋)
1)右向きに寝ます。
2)股関節と膝を90度に曲げます。
3)両腕顔の前でまっすぐ伸ばします。
4)左腕で床に円を描くように、息を吐きながら体を開きます。
この時目線は左の指先を見ながら顔も一緒に動かします。
5)左腕で半円を描きながらもとの位置に戻ります。
顔も左手を見ながら正面に戻ります。
※骨盤が動いてしまうと胸椎の運動にならないので、動いてしまうようなら股関節と膝をもう少し深く曲げてみましょう。
何回か繰り返すと動きやすくなってきます。
反対も同様に行います。
胸椎は動かしているようで動いていない場所です。
胸椎の動きがスムーズになることで肩こりや腰痛の予防にもなりますので、起き抜けや寝る前にやってみてください。
かたすぎてストレッチが難しい方は先にマッサージや鍼でゆるめておくとやりやすいですよ♪
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