目の日焼け
夏至が来て、日の長さはこれから短くなっていきますが、暑さと紫外線の強さはまだこれから強まります。
お肌の日焼け予防はされていても、目の日焼け予防をされていない方が意外と多いのですが、目の日焼けは後々視力低下や手術を要する病気につながることもあります。
①紫外線の影響による目の疾患
1)紫外線角膜炎
「雪目」が有名。
結膜の充血、異物感、流涙がみられ、ひどくなると強い眼痛を生じる。
大部分は24~48時間で自然治癒する。
2)翼状片
眼球結膜(白目)が翼状に角膜(黒目)に侵入する病気。
線維性の増殖組織が瞳孔近くまで進展すると、視力障害をきたす。
治療は外科的な切除。
3)白内障
眼の中でレンズの役割をになう水晶体が濁るため、網膜まで光が届かなくなり見え方の質が低下する。
治療は混濁した水晶体を眼内レンズと置き換える手術。
②赤外線の影響による目の疾患
1)白内障
③可視光線の影響による目の疾患
1)網膜変性
お肌の日焼けでは紫外線が重視されていますが、目の日焼けではそれ以外のものも気にする必要があります。
帽子の使用では20%、日傘では80%の紫外線が防げることがわかっています。
帽子・日傘に加えて、UVカットのコンタクトレンズやメガネ、サングラスの使用で目の保護もしてみてください。
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