重力に逆らいたい
スマホ・タブレット・パソコン、読書にゲーム。
ふだんの生活で下を向いている時間はけっこう長いように感じます。
下を向く姿勢は体が丸まりやすく、巻き肩や骨盤の後屈、それに伴う浅い呼吸や肩首のこりや顔のたるみにもつながってきます。
特に顔のたるみは老けた印象につながりやすく、できるだけ回避したいものです。
①たるみの原因
1)真皮の変化
年齢を重ねていくと、エラスチン・コラーゲン・ヒアルロン酸という肌の弾力やハリを保つために必要な繊維芽細胞が減少します。
紫外線の影響も大きいです。
2)筋肉の萎縮・衰え
体と同じく顔の筋肉も年齢とともに筋力は落ちていきます。
またふだん使わない筋肉は動きにくくなり萎縮してしまいます。
3)姿勢や表情の癖、重力
頬杖をつく・いつも同じ側を向いて寝る・食事はいつも同じ側で噛む・表情が乏しい・いつも同じ表情(営業スマイルなど)・下向きのことが多いなどの癖がある方は要注意です。
顔の筋肉がかなりこっていることもあります。
②対処法
1)真皮の変化
十分な睡眠・バランスのとれた食事・適度な運動をとる。
乾燥やUVに対するケア。
2)筋肉の萎縮・衰え
表情筋を鍛える。
ふだんはしない表情も意識的にしてみる。
首や肩、胸、背中の筋肉を緩めることで顔の筋肉が引っ張られることを予防する。
タンパク質・カルシウム・ビタミンDなど筋肉や骨の形成に必要な栄養素をとる。
3)姿勢や表情の癖、重力
頬杖はつかない。
睡眠時同じ方ばかり向かない。できれば仰向けが好ましい(ほうれい線の予防としては)。
咀嚼は左右同じように使って食べる。同時が難しければ交互に使う。
口角を上げる・唇をとがらす・あっかんべーなど意識的にしてみる。
頬骨の下側を頬骨に沿って押す(ほぐす)。
咬筋(あごの筋肉)をほぐす。
こめかみ~側頭部の筋肉をほぐす。
あごを45度以上ひかない。
スマホやタブレットは下を向かず、目線の位置まで持ち上げて使用する。
顔のたるみはある日突然できるわけではありません。
日々のお手入れや癖の積み重ねの中で出来上がります。
口を大きく動かして「あいうえお」をいう
交互にウインクをする
おでこにをよせないように目線だけワイパーのように動かす
思い切りあっかんべーをする
など普段はしない顔の動きをする事で色々な表情筋を刺激してみたり、頬杖をやめてみたり、スマホを持ち上げてみるようにしたり。
ちょっとずつの繰り返しで改善されたり予防出来たりすることもあります。
毎日意識的に鏡で顔をチェックすることで自分の表情癖に気付くかもしれません。
毎日鏡をのぞきつつ、たるみの原因減らしていきましょう(^^♪
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